里親ってなんだろう?

何らかの事情により、家庭を離れて暮らさなければならない子どもがいます。そうした子どもたちを、家庭の一員として迎え入れ、愛情と理解を持って、育ててくださる方を「里親」といいます。子どもの幸せを第一に考える児童福祉の制度です。

里親の種類はどんなものがあるの?

里親制度では4種類に分かれています。

養育里親(短期養育里親)
子どもがもとの家庭で生活できるようになるまでの一定期間、あるいは子どもが社会的に自立するまでの期間、家族の一員として養育してくださる方。
1週間から2ヶ月程度の短期の養育里親もあります。
養子縁組里親
親又は保護者が将来にわたって育てることのできない子どもを、養子縁組前提で養育してくださる方。
専門里親
虐待を受けた子どもや障がいのある子ども、非行等の問題を有する子ども等、専門的な援助を必要とする子どもを養育してくださる方。
親族里親
親が死亡、行方不明、拘禁、長期入院等の事情により子どもを育てることができなくなったとき、子どもを養育してくださる扶養義務者(祖父母やきょうだいなど)やその配偶者である親族の方。
養育里親は難しいけれど
里親になってみたい

月1回程度、家庭に迎え入れていただく週末里親があります。

  • 週末里親

堺市での状況

家庭で生活できない子どもの養育は、これまで児童福祉施設が中心でした。現在は、施設から里親・ファミリーホームへという流れができつつあります。
堺市は、全国と比較しても里親等委託率(家庭で生活できない子どもが、里親家庭やファミリーホームへ措置される割合)が低く、里親もまだまだ足りません。