堺市里親会(つながり会)ってなに?
堺市の里親が集まり、里親に関する研修会に参加し、養育技術の向上・里親の普及啓発に取り組んでいる集まりです。月1回の定例会では、子育ての話をしたり、レクリエーションを通じて会員の交流を図ったりしています。子どもの成長途中、悩むことがあった時などは、里親同士が寄り、集まり、支え合います。
同じ仲間だからこそ、理解し合えることがたくさんあります。子ども同士も仲良く成長しています。
どんなことをしているの?
- 里親会定例会
- 工作教室、親子で体操、夏のレクリエーション、お料理教室などをしています。
メンバーで話し合いをして1年間の計画を立てます。様々な活動を通して、里親、里親子同士の交流を図っています。
- 研修
- 児童養護施設との交流研修、養育技術向上のためのワークショップなどをしています。
- 里親サロン
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里親や里親を希望される方が集まって、お茶を飲みながらアットホームに情報交換したり、おしゃべりしたりしています。子育てでの悩みや楽しいこと、大変なことなどをお話しすることで里親仲間をつくる機会になったり、子育てのちょっとした息抜きにもなっています。また年1回、クリスマス会を行い交流を深めています。
これから里親になりたいという方も大歓迎です。先輩里親のお話も気軽に聞くことができますので、興味・関心のある方は、下記へお問い合わせください。
『ベイビーブルー』に願いを込めて
日本では社会的養護の必要な子どもが約4万人います。そして、その子どもたちの多くは児童養護施設や乳児院で生活を送っています。私たち里親や里親支援者は、ひとりでも多くの子どもたちが家庭で健やかに育つよう里親啓発活動を行ってきました。
オレンジリボン運動について
『オレンジリボン運動』は、幼児虐待事件を機に二度と悲惨な事件が起こらないよう虐待防止を目指して始まりました。オレンジリボン憲章には里親と施設の子育てを支援することが掲げられています。私たちは里親信条とオレンジリボン憲章の理念のもと、社会的養護の必要に迫られた家族と子どもたちに深い理解と愛情をもって関わってきました。
大阪南部の里親•里親支援者と堺市里親会は里親制度のさらなる理解を求めるため、オレンジリボンにヒントを得て里親推進活動である『ベイビーブルーリボン運動』に取り組み始めました。
ベイビーブルーリボン運動への願い
私たちは“ベイビーブルーリボン”に、生命を授けられた全ての子どもたちが愛しく大切に育まれ、見守る大人たちが手を取りつながりあえるようにとの願いを込めました。 “ベイビーブルー”という言葉には、欧米では生まれてきたことへの感謝と生後の無事を祈るという意味があります。さらにベイビーと表すことで、子どもたちがかけがえのない大切な存在であることを強調しました。
私たちは『ベイビーブルーリボン運動』で社会的養護の輪が一層広がり、ひとりでも多くの子どもたちが家庭養育されるよう活動していきます。 近畿地区里親研修会に参加される皆様におかれましては、この趣旨にご賛同いただき、益々のご協力をよろしくお願い申しあげます。